2022年6月5日(日)
名古屋市守山区 小幡緑地公園

特別会員 唐麗莉
6月といえば梅雨、梅雨といえば雨、雨と言えば夏、夏と言えば、植樹!

ということで、6月5日にいつも通り小幡緑地公圏で植樹を行いました。
同じ公園となりますが、今回から場所移動して10時20分ぐらいに太田副理事長のご挨拶で始まりました。
今回もいつも通り―二本植えました。
六月は丁度加藤隊長の10回忌にあたるため、私が皆様の力をお借りして一本を植えました。
加藤隊長と言えば、2001年9月に最初に出会って2012年に亡くなるまで、一緒に植樹したこと、食事したことなど今でも全部映画のようによく頭に流れています。あっという間にもう10回忌となりますが、2012年6月10日、私は蘭州空港で見送っ
た際に加藤隊長から9月日本で会いましょうね、と言われたのが最後の言葉になってしまいました。
同月24日、中国で留学準備中の私に当時中国通訳の王さんから加藤隊長が逝去したとの訃報を聞きました。
その日は私の人生で一番辛かった日でした。辛くて信じられない・・・・・その後、毎年6月になると悲しい気持ちで落ち込んでしまい心が痛みます。その痛みは10年たった今でも感じています。
加藤隊長は私のそばにいると信じながら、学業もバイトも頑張ったからこそ今の私がいます。
三月に前理事長の豊住さんが逝去されたことも私及び関係者各位にすごく衝撃的なごとだと存じますが、私は小学校四年生で理事長に出会って、今年で21年が経ちました。この21年間、沙漠緑化の皆様が私の家族のような存在で、私が大きくなればなるほどた<さんの方が亡くなられたことが非常に寂しく悲しい気持ちとなっております。
たまに、もし自分がまだ小学生であれば、みんなまだ生きているだろうと思っています。と言っても生きている私たちは理事長や加藤隊長等亡くなられた方の遺志を継いで前向きに歩んで行くのが私たちに一番できることではないでしょうか。
今回初めて参加された卸本陣の王さんですが、植栽の仕事に携わる方でした。当日も木の植え方などを実践しながら教えいただきました。
例えば、若木の向きに関して実際に木を立てた時、綺麗に見えるのが表となり、掘った士に廃葉土、肥料などを混ぜ合わせる、肥料を入れすぎると肥料焼けで枯れてしまう、最後の植え穴の周りを高く盛って囲うように水鉢を作り水が溜まるぐ
らいまで水を入れるなどを現場でご教授いただきました。
今まで何本かの木が枯れてしまったので、上記の理由にも深い関係があると思いました。
せっかく教えいただいたので、今後の植樹に活かしたいと望んでいます。
最後に10月に豊住前理事長夫婦の追悼植樹のために、小幡緑地公園で植樹後にBBQを行う予定です。
そのために今回、加藤理事長や太田副理事長、木下様含めて数名が集まり、焼きそば、焼肉、ビ—ルを皆で食べながら、
シミュレーションしました。とても落ち着くし、また、子供たちも走って危なくないため、とても有意義なBBQになると思います。
大人数で集まって食事するのは大変かもしれませんが、豊住前理事長は賑やかな雰囲気が大好きなので、みんなの力で追悼植樹会を盛り上げていきましょう。